サントリー「yappy」デザインと、新大久保ダイバーズ。
STUDIO HOLIDAY News Letter🍩 #3
☕️おつかれさまです。コーヒー片手にどうぞ。
私たちは「人を、心を、動かすデザイン。」を合言葉に、企業や地域の「こんなんやりたい!」を応援し、プロジェクトに伴走するデザインファーム、通称スタホリです。
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今月のトピック
🥤サントリー”yappy”のデザインを手掛けました。
🍽️新大久保のフードラボK,D,C,,,ってどんな場所?
🤿『新大久保ダイバーズ』#0 韓国だけじゃないカオスな街
✍️編集後記
🥤サントリー”yappy”のデザインを手掛けました。
こんにちは、CEOの堀内です。STUDIO HOLIDAYがブランドデザインを手がけた炭酸飲料が、ついに発売されました。サントリーの新ブランド「ウェルネス炭酸 yappy(ヤッピー)」です。ジャジャーン!
シュワっと爽やか炭酸の中に、1本あたり高発酵性食物繊維が4,000mg入って、カロリー控えめ38kcal。飲み口スッキリ、個人的に甘すぎないのがGOOD。フレーバーは爽快キウイと至福ピーチの2種類。250mlで1本198円!リリースはこちら。現在サントリー食品オンラインストアにて絶賛発売中ですよ。
サントリーの新しい取り組みによって生まれたブランド
このyappy、サントリーのいくつもの新しい取り組みによって開発されました。
まず、チームの話から。前回のメルマガで「学際的チーム」の話をしましたけど、このプロジェクトまさにそれ。商品企画はサントリーと、株式会社変幻自在のZ世代マーケティングチーム「TRANS」が主導、STUDIO HOLIDAYはブランドクリエイティブ面で総合的に参画しています。プロジェクト初期段階からブランドコンセプト設計・ネーミング開発・パッケージデザイン、CTV映像制作まで、ブランドの「見え方」全般を担当しました。ブランド開発パートナーとして、コピーライター渡邉千佳さん、映像プロダクションMassiveにもお力添えいただきました。
大手飲料メーカーのブランド開発プロジェクトともなると大手広告会社が手掛けそうなところ、小さなチームの集合で機動力高く実行するところに新しい時代を感じます。
しかもyappyは、コンビニや量販店ではなくEC(オンラインストア)からのスタート。大手飲料メーカーがECから販売を始めるのも珍しい。TRANSチームの知見が力になっています。新しいカテゴリーを、新しい届け方で。サントリーの「やってみなはれ」精神が現れてますよね。
ところで、このパッケージデザイン、「ウェルネス」を謳ってるわりに、めっちゃポップ!(スタホリらしい、とも言える☺️)健康飲料ってナチュラル感を強調したヘルシーなデザインにしたくなるんですが、yappyはそうしなかった。
それはyappyが「炭酸の楽しさをアップデートする」プロダクトを目指したから。カロリー気にして我慢して健康ドリンクを飲む、という後ろ向きな体験ではなく、もっと自由に炭酸を楽しみたい!って気持ちで飲める、炭酸の原点価値を今の時代らしく思い起こせるものにしたかった。だから健康飲料の顔はせず、楽しい気分を正面から打ち出すデザインにしたんです。
制作したCTVにもそんなテンションをこめています。
そういえば今年は”ギルティ炭酸「NOPE」”が大ヒットしてますよね。背徳感を全力で楽しむ炭酸と、身体に良い楽しい炭酸、どちらもサントリーのプロダクト。真逆のアプローチを同時に仕掛けるあたり、遊び心で炭酸飲料の可能性を本気で拡げようとしている面白い会社だな、と感じます。
ウェルネス炭酸yappy、お仕事の合間のリフレッシュに!お風呂上がりに!これからの季節だとBBQやキャンプにも!ぜひ飲んでみてください!
🍽️新大久保のフードラボ K,D,C,,,ってどんな場所?
メルマガでも毎回登場する、「K,D,C,,,」は、JR新大久保駅直結のビル4階にある食をテーマにしたコワーキング。JR東日本「東京感動線」プロジェクトで生まれた施設を、なぜかSTUDIO HOLIDAYが委託を受けて運営しております。今日は改めてこの場所の紹介をさせてください。
てか、K,D,C,,,って何の略?
正解は、「キムチ、ドリアン、カルダモン、、、」。
なんやその名前は!ってお思いでしょう。僕らもそう思ってました(笑)これ、実は世界中の食材の名前を並べて「,,,」の先も円周率くらい続いていく設定。食の多様性をまるごと受け入れる場所——そんな思いが込められた、ネーミングなんです。
K ,D ,C,,,で何ができるの?
JR新大久保駅直結、至極のアクセスの良さ!雨に濡れずに入館できます。カオスな街並みとは良い意味で似合わず、フロアは明るく開放感があって落ち着ける空間。コワーキングエリアには充実したコミュニティキッチンがあり、ちょっとした食のイベントやセミナーも気軽に開けちゃいます。そう、誰かと仲良くなるのにちょうどいい大きさなんです。
プライベートオフィスも5部屋あり、会議室も完備。籠ってお仕事に没頭も出来ます。(2026年7月7日現在、全て入居中)
そして最大の特徴は、菓子製造・惣菜製造許可付きのファクトリーキッチン。ここでは本格的に商品の試作・開発ができちゃう。大きな冷蔵冷凍ストッカーもあるので、食材や試作品の保管にも困りません。「食でなにかやりたい!」を、アイデア段階から試作・実験まで持ち込める場所なんです。
どんな人が集まっているの?
ここに集まる顔ぶれもバラエティに富んでいて面白いんです。フード系スタートアップ、大手食品メーカー、料理人、生産者、地方自治体。普段の生活圏では絶対にすれ違わない人たちが、同じフロアで何かをつくってる。
しかも、スタホリ在籍のコミュニティマネージャーがお節介なくらい人を繋ぎまくる。「あ、この人とこの人、絶対話合うな」と思ったら即紹介。だから、ただ同じ場所にいるだけじゃなくて、化学反応が起きやすい。
上の記事でもご紹介したサントリーさんもK,D,C,,,もご入居いただいてまして、同じ釜の飯を食べながら一緒にブランドをつくる関係が生まれた。yappyのプロジェクトは、まさにK,D,C,,,の日常の延長線上にある、ともいえます。
スタホリがなぜコワーキングスペースの運営を?
正直に言うと「成り行き」なんですが😂(そんな話もまたおいおい)
本質的には、デザイン事務所だけでは味わえない面白さがあるから。閉じたオフィスでは生まれない「予期せぬコラボレーション」があるんです。前回メルマガで書いた「学際的チーム」も、yappyプロジェクトも、ここに身を置いているからこそ出会えたし、ドライブした。違う業種、違うスケール、違う文化の人たちが同じ場所にいること。それ自体がSTUDIO HOLIDAYにとっての「味噌仕込み」です。カオス万歳!
もし新大久保にいらっしゃいましたら、是非ふらりとのぞいてください。キッチン囲んで一緒にごはんを食べましょう。
🤿#0 韓国だけじゃないカオスな街・新大久保
連載 第0回『新大久保ダイバーズ』!
新大久保、と聞いて、どんな景色を思い浮かべますか?
STUDIO HOLIDAYのオフィス(=K,D,C,,,)が新大久保にあるのですが、この場所に引っ越してきたとき「うんうん、韓国の街だよね」の認識でした。ハングルの看板、きらきらしたK-POPや韓国コスメのショップ、街を歩けばチーズハットグの匂い。たしかに、あります。
でも、おいしいランチを探して路地を一本入るたびに、その認識はすこしずつ崩れていきました。
ネパールの食堂🇳🇵、ベトナムの食材店🇻🇳、ミャンマー料理店🇲🇲。ハラルの店が並ぶ「イスラム横丁」には小さなモスクがあって、少し歩けばヒンドゥー教の寺院や、台湾の方の媽祖廟(まそびょう。航海や交通の安全、開運を司る女神を祀る寺院)まであるんです。調べてみたら、2011年の地震の影響もあり、新大久保の韓国人の人口は減っている。その一方で、中国や台湾、ネパールや東南アジア各国などのお店が増えたそう。なんとも多国籍でカオスで楽しい、新しい景色が生まれています。
そうかと思えば、新大久保駅から歩いて2-3分のところに、小さなお稲荷さんがあるんです。皆中稲荷神社はなんと、1533年創建。室町時代…!これだけ多国籍で、街中にスパイスの香り漂う街のど真ん中に、五百年ものの神社が、すっぽり存在している。その感じが、なんだか面白い。
そうそう、皆中稲荷神社の由来を知って、もっと好きになりました。神社のある「百人町」という街の地名は、江戸時代にここに住んでいた100人の鉄砲隊に由来するそうで、皆中と書いて「みなあたる」。弾がぜんぶ当たる、という言い伝えから、「当たる」神様になったんですね(そんな名前だから、推しのライブチケットの当選祈願を込めた絵馬がぎっしり結んであります)。
新大久保は、「韓国の街」のひとことでは、ちょっともったいない。新宿からたった一駅の場所なのに、この異国感。掘りがいがあります。
そんな街で、わたしたちSTUDIO HOLIDAYは働いています。『新大久保ダイバーズ』では、カオスでディープなこの街を、潜ってDIGって楽しんでいく企画です。連載予定…ですが、次はいつかな。お楽しみに👋
✍️ 編集後記
3本の記事を書き終えて。
僕たちSTUDIO HOLIDAYは、「個性・カルチャーの交差点」という役割なのかもしれないなあと感じました。
yappyは、開発に関わる多様なメンバーの得意分野を掛け合わせて生まれた新ブランド。K,D,C,,,は、食にまつわるいろんなプレイヤーが集まることで、新しいフードビジネスが生まれていく場所。まるで新大久保で個性豊かな数十の国が重なり合うような、交差点的なエピソードだと感じました。
僕たちはたぶん、「クリエイティブは、カオスから生まれる」と信じているんだと思います。きれいに整理された会議室や効率的なリモートワークより、予期せぬ誰かとぶつかる雑多な場所のほうが、面白いものが出てくる。
カオスで刺激の多い新大久保という街にオフィスを構えている意味が、なんだかピンと来た気がします。
そんなカルチャーミックスの輪っかに加わってくれる仲間は、常に募集中です!「何かの領域でめちゃくちゃ詳しい」方、「一緒に面白いことやりたい」方、もちろん「新大久保を一緒にダイブしたい」という方も、ご連絡くださいね。
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